2021 昇任試験 概要

科目

憲法行政法

地方公務員法消防組織法(法規)

③消防法・同法に基づく諸法令(予防技術)

④火災防御・水防・救急(警防技術)

⑤機械運用・ポンプ運用技術(機械技術)

⑥時事問題・その他(社会常識)

⑦指定した論文課題

⑧物理・化学・電気・気象

 

・その年によって問題を作る消防本部が異なる。

・基本的には、5択問題か4択問題。予防のみ、選択式穴埋め問題と選択肢なし穴埋め問題。社会常識も一部記述(首都名)

・各科目10問。予防と社会常識のみ30問程度

東京法令出版と近代消防(通称:1000題)の出版の2冊のテキストがあるが、今年はほとんど東京法令出版から出題はなかった。

・どちらの問題集にも目を通した上で、内容を理解することが必要(印象として、東京法令でざっくりとした問題、近代消防(通称:1000題)から細かい問題)

・県の平均点以上が合格ライン?

・複数回受験した人には加点?がある

 

 

憲法行政法

憲法前文に規定されていること、天皇の役割、裁判官、指名任命認証、衆議院の優越、法の下の平等表現の自由など

行政法に関わる問題はほぼなかった?

 

地方公務員法消防組織法(法規)

・懲戒処分と分限処分に関わる問題が3問?程度

・消防本部や消防署、消防団などの設置や位置、名称などが、何によって定められているか(条例、規則など)消防署長の条件などが3問?程度

・警察との関係性

 

③消防法・同法に基づく諸法令(予防技術)

・消防法第8条全文 選択肢付きの穴埋め問題

・第4類危険物の指定数量の記述(消防法第9条の4)

・消火器の関わる施行令 選択肢なしの穴埋め問題

・少量危険物の関わる施行令 選択肢なしの穴埋め問題

 

 

④火災防御・水防・救急(警防技術)

・木造建物火災・耐火建物火災の特徴、ホース展張要領、フラッシュオーバー、共同住宅からの避難要領、電気火災、有毒ガスなど

・バイタルサイン、法定伝染症、

テトラポッドもっこ、化学土嚢についての説明

 

⑤機械運用・ポンプ運用技術(機械技術)

・緊急走行中に一般車両と事故を起こしたその後の対応

・タイヤについて

・放水反動力、計器に関する問題

・計算問題は、東京法令出版からそのまま出題(このような状態にある時に、計器の値はいくらか)

 

 

⑥時事問題・その他(社会常識)

東京オリンピック金メダル第一号者の競技

・首都名(カナダ、オーストラリア、スイス、タイ、ブラジル)

・漢字(類義語)、英熟語、

・日本の名所・県名(田沢湖秋吉台十三湖阿賀野川利尻島

・野球に関する問題(完全試合ア・リーグナ・リーグ三冠王

 

⑦指定した論文課題

・消防士長としての役割

びっくりするぐらい時間が足りない。事前に内容や展開の構成を考える必要がある。

 

⑧物理・化学・電気・気象

・物理変化、地震に関する問題

・ドルトンの法則(分圧)に関する計算問題、J(ジュール)の計算問題

・直列、並列、電圧、電流、電気抵抗に関する計算問題

・台風の定義、土砂災害の定義、気象警報の種類

 

○全員で合格できることを心から祈っております。