【警防】タンク火災
タンク火災の留意事項
・高所からタンク内に泡を放射する。(泡は油面に)(たん白泡が適している)
・タンク内に直接注水せず、側板を利用して注水する。(水は側面に)
・放水銃等を活用して、隣接タンクに冷却注水する。(無人化を図る)
・冷却注水量は、タンク壁面1㎡あたり2L/min以上。
・冷却放水は、タンク下部から徐々に上部へ上げていく。
スロップオーバー
現象:油の中の空気が膨張し、タンクから油が溢れ出す。
要点:タンク上部に水蒸気の発生に伴い、薄い煙が発生する。
ボイルオーバー
現象:爆発的な水の沸騰により、高温の油と水が周囲に吹き飛ぶ。
要点:発生する数分前に、火炎が著しく高くなり、急激に輝きが増し、ジュージューと言う音が激しくなる。